story 51

2021.06.29

 

今年に入ってこの業界の経営者の方々も様々なトライをはじめているのを聞きます。

 「まさに生き残るためのサバイバルの時代。。。」

 

郊外の美容室経営者は、コロナによる影響は昨年の4、5月くらいでそれ以降は都心部への人の移動減少に伴いむしろプラスで。

特別融資で手元にした潤沢な資金を、様々なビジネスや出店にまわしているようです。

 

最近本当によく聞く一つで『業務委託サロンの経営』があります。

数年前から破竹の勢いで広がり、全国の正社員雇用のサロンから移動が相次ぎました。

 教育コストもなく、高い歩合をバックできる業務委託は、採用もしやすく今はだいぶ競争も激しいようですが、、)。

何よりアシスタントやスタイリストの最低保証といった「固定費」が圧倒的に少ない。

昔からあったビジネスモデルですが、web集客以降ホットペッパー時代になり、「ホットペッパーで低価格を打ち出せば集客できる」という流れができ加速して行きました。

フリーランスサロンの考え方も多少の違いはあれ同様で、正規雇用サロンにとって一番の大きな『人件費』という『人』への投資を最大限に削減して、不動産と設備と広告に絞って大きな利益を上げています。

そんな流れから、業界外からも参入しやすくなり、出店する際には業務委託サロンを選択するケースが多いようです。

 

GARDENは一部業務委託スタッフもいますが、殆ど正規雇用で半分くらいはアシスタントです。

今後は郊外にも出店して様々な取り組みも検討していますが、そこはそれぞれの考え方だと思います。

美容室経営は本当に独特で、、、

 商品化やレシピでマニュアル化できるところもありますが、スタッフ一人一人のポテンシャルによるところが大きいのが事実です。

もちろんデザインが関係しない部分に関してはマニュアル化も可能で、トリートメントや髪質改善に特化して、そのような展開をしているところもあります。

でも大抵の場合はその美容師のポテンシャルのファンとなるため、その事情に合わせるように、『スタッフファースト』という軸でのビジネススタイルとなります。

 

最近更に値引き競争が加速して、低料金で集客はするも、低価格であるから「これくらいでいい!」という考えも耳にします。

 低価格がどうこうではなく、「安かろう、、でも不味いのが当たり前!?」ではどうなのかなぁと。

 結局何が言いたいのか!?というと、、

僕たち特に経営者はそうですが、お客様を自分で呼ぶことが出来るのも美容師だからこそ。

 そもそも最後に選ぶのは『お客様』であると言うこと。

 

どこまで行ってもビジネスは『お客様ファースト』で、必要とされる魅力ある商品を提供してこそ成り立つものです。

よもすれば雇用や教育や諸事情に振り回されやすいのもこの業界の特徴ですが笑)

 やはり最後に選ぶのはお客様だということを深く心に留めて、お客様から求められるお店や美容を追求し続けることが絶対条件であること。

 

『スタッフファースト』

『お客様ファースト』

ぐるぐる噛みあって、その両方を大切に考えながらスパイラルの様に上昇していくものですが。

 今はあらためて『お客様ファースト』という原点を、GARDENは再確認したいと思っています。

 

もうだいぶ前に書いた過去のGARDENの「お客様ファースト」の考え方です。

過去のブログもよろしければ(笑)

https://garden-hair.jp/blog1/message-from-top/73

 https://garden-hair.jp/blog1/message-from-top/75

 https://garden-hair.jp/blog1/message-from-top/76

 https://garden-hair.jp/blog1/message-from-top/77